本日のブログBGM
♪family / SEKAI NO OWARI ♪
ブログを読むときにBGMがあったら素敵だなという思いから始まった『天希明日香のブログひとりミニコーナー』今回の1曲はこちら!BGMを流しながらブログを読んでいただけると幸いです!天希明日香です!
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夏の雲が消えゆき、サーッとした秋の雲が流れはじめました。時々混ざりあったり、通り雨が降ったり。空も高くなってきました。
こうやってブログの初めはよく季節の移り変わりを記したりしています。
そんな、移ろいゆく変わりゆくものに、美しさを見出す日本文化は、舞台との親和性が高い気がするから、もっと流行ってもいいものなのに。
そんなことを前回の都夏くんが、とても読みやすいキレイな文章にまとめてくれていました。
▼まだの人はぜひご覧下さい
劇団CLOUD9第9回公演『だだいまのあと』が終演し、グッズの後録り収録で座組の人と顔合わせることがしばらくつづき、ただいまのあとも続いていたことが、本当に一区切りになってきました。
19分に及ぶ1人芝居や、舞台作品を映像作品として残すことへの挑戦、初めての形の舞台、など本当にたくさんの学びを得た公演でした。
訪れた本当の"ただいまのあと"
最近改めて感じた、自分が大切にしたい優しさについて、今回は書きたいなぁと思います。
最近"優しすぎて胸が苦しい"と思うことがありました。
まだ開封せずに梱包して置いておいたはずの中身(苦くて美味しくないもの)を、実は前から中身をわかっていたと告げられました。
その中身は私が頑張ればどうにかなると思っていたことだったのに、中身を分かった上で、一緒に中身を食べる気で、長い間特にそのことに触れずにいてくれたんです。
その場だけの優しさじゃない、優しさの大きさ、深さに、私は押しつぶされそうに胸が苦しくなりました。
何が優しさなのかということを今やっている戯曲でよく考えるのですが、受け取り手の私が優しさだと感じたのだからこれはきっと優しさなんじゃないかなぁと思います。
私がそんな人になりたいと精進していたはずなのに、胸を苦しくしてきた人はそれを遥かに超えるドルチェの姿勢をしてくる人でした。ありがとう。
その人に貰った優しさがあったから、その後、別のところで他の人に求められた時に優しく出来ました。
優しくしてもらったから、私も周りの人に優しくしました。
いっぱいお菓子を貰ったら周りの人に分けたくなるのと一緒です。
私なら頼れるかもと思ってくれた人に優しさを分けられて、よかった。
♪ 家族だからそばに居るけど 家族だからこそ遠い
家族じゃなくても、何かあったのだろうかと、心配になる人は沢山います。
本日のBGMの曲は「家族だからそばに居るけど、境界線があって遠い」と歌っていますが「家族じゃないから傍にいないし、より濃い境界線があるけど、それが心地よくて逆に近い」ってとき、ありますよね。
他人だから、少し距離があるから、頼れる、みたいな。
以前、後輩から突然DMで「明日の夜ご飯行けたりしますか?」と言われたことがありました。
その後輩は私と特段仲良かったわけでも、沢山絡んでいたわけでもありませんでしたし、ある日の帰り道に電車で夢や考えを少し深く語ったことが1度あるくらいの仲でした。
タイミングが絶妙で、結果ご飯に行けませんでした。私はその事が何となく気になって、あの時なぜそんなことを言ってきたのか。
他人だから、少し距離があるから、頼れる、そういうのだったのかもと。そういう人に聞いて欲しいタイミングだったのかもと、耳を貸せなかったこと、後悔しました。
こんなに後悔するのなら、もし誰かが何かのサインを出していた時は、例えそれが私と特段仲良くない人でも、特段仲良くないからこそ頼りたくなったのかもしれないので、手を差しのべられる人でありたい。
でも私が手を差し伸べることが嬉しい時とそうじゃない時があるから、何か違うかもってセンサーを感じとったら必ずそっちを見るようにしたいと思うのです。
今じゃなきゃダメだを見逃さない人でいたい。
そう思っていたから、この間、優しさを分けられて本当に嬉しかったんです。
この間演じた琴織ちゃん(↑『ただいまのあと』田浦琴織)は、今じゃないとダメだ という時を逃してしまったんだと思います。SOSを出そうとしたけどタイミング的に届かなくて、出し方も上手くなくて、自分の手で誰にも譲れない己の人生を終わらせました。
だからかもしれませんが、余計に今じゃないとダメかもを逃さないようにしたいと強く思うようになりました。
こういうことを大切にしたいと思うのは、本当のところは、もし私が誰かに助けを求めた時に、助けてくれる人が周りにいて欲しいと願っているからです。
人のための優しさと言いながら、本質的には自分本位で、自分のためなのかも。
そうだとしても、自分を大切にすることが、目の前の人を大切にすることになり、目の前の人だけでも大切に優しく出来たら、大切な人の周りの世界まで優しいままでいてくれるのではないかと思うのです。
ーカランド(calando)ー
和らいで
他人は家族(定義や関係性が曖昧ですが)ほど何があっても味方だとは言えないかもしれません。でも他人だからこそ、正面から受け止めて心を使って向き合った時、その向き合ってくれたということがその人の心がガランドしていくものになればいいなぁと思います。
和らぐとは「緊張や、苦痛を感じたりする物事の状態がゆるんで、穏やかに感じられる状態になる。 また、そういう状態にする。」
和らぐの説明文をいざ記してみるとなんか心に来ますね。
ざっと適当にまとめて言うと、今回は「優しさ」について書いたつもりです。
なんて言ったらいいか分からない、でも私の大切にしていたい部分や、周りの人の顔を思い浮かべながら沢山の言葉を並べました。今回のブログほんとに雲を掴むような書き始めで、確かにあるのに文字にならなくて、めちゃくちゃ困りました…
これを読んでくださっているあなたが"元気"だといいなぁと願っています。
もし少し沈んでしまっているのなら、周りにSOSを出してみてもいいんじゃないかなぁと思います。
もちろん、頼ることって難しい事だよなぁと思います。私も苦手です。
今やばいかもと思っていても、誰かに助けて欲しいかもと思っていても、今何に落ち込んでいてグチャグチャになっていて自分がどうして欲しいのかすら分からない時もあるから。
相手も落ち込んでいる時かも、忙しいかもとかまで考え出したら余計難しい。
でも、あなたが頼れるかもと少しでも思った人ならきっとあなたのこと大切に思ってくれているはずです。
「優しさ」について。
今度の花色もめんの旗揚げ公演戯曲『バビロンシティ-瓶詰めの不安-』にも出てきたりします。
最近感じた身の回りでの優しさについてお話していたつもりなのに、途中で戯曲に寄ってきてる気がしてなりませんでした笑
そりゃ、今、めちゃくちゃバビロンシティに舵切ってるんですもの。そりゃそうですよ。
私は、舞台からエネルギーを伝えますからね。
まだまだ暑い日が続いていて寒さなんて全然想像できませんが、寒い寒い11月30日〜12月2日は花色もめんの旗揚げ公演。
寒さも吹き飛ばす熱い芝居を、ぜひ劇場に観にいらしてください。
そろそろ曲も終わり頃ですか?
本日も素敵な1曲でしたね。誰かの心に残っていますように。
この曲実は、驚きのゲストボーカルとしてボーカルのFukaseさんの妹2人が迎えられた曲なんです。素敵。私が中学のときから好きなSEKAI NO OWARIの楽曲をやっとブログBGMで使えてとっても嬉しいです。
次の曲もお楽しみにっ!それでは!
担当者:天希明日香
大阪府出身、1999年8月19日生まれ。役者/ラジオパーソナリティ/非認知能力を鍛えるこどもミュージカル劇団指導者
小学生からすばるオリジナルミュージカルにメイン出演し、役者を志すようになる。甲南大学文学部人間科学科卒。心理学を学ぶと共に、卒論ではサミュエル・ベケット不条理戯曲「ゴドーを待ちながら」を研究。現在は関西を中心に役者活動を行う。演劇界を盛り上げるべく、関西小劇場のホットな情報をお届けする番組のラジオパーソナリティを務めている。
〈レギュラー出演〉インターネットラジオ放送局 NFRS パーソナリティ出演中毎週火曜日 夜8時半から 関西小劇場情報ラジオ「かんさい演劇ナウ」https://www.nfrsradio.com/kangeki (24時間放送中ネットラジオ局)
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