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執筆者の写真山下健吾

父の存在

皆さんこんばんはこんにちは。

今回のブログ担当の山下健吾です。


ちょうど昨日はクリスマスでしたがはなせんずの皆さんはどう過ごしましたか?いつもように仕事だった人、大切な人と過ごした人。それぞれ過ごし方は様々ですが、本来クリスマスとはキリスト教における特別な日で家族と過ごす習慣だそうです。

僕もこう見えてクリスチャンでして、中学生くらいまでは教会でお祈りをし、家族と食卓を囲みました。なのでキリストの生誕を祝い、わいわい楽しむのが1番だと思います!

それはさておき、今年も早数日で終わりますね。僕はまだ今年の振り返りをしていないのでこのブログを通して皆さんとしていけたらなと思います。



今年はありがたい事に舞台に呼んでもらえる機会が増えました!高校を3月に卒業し、社会人として責任を持たなくてはならない環境になって叱られることもありました。

けどこれから1人の大人として仕事を任せて貰えるようまだまだ未熟ですが精進していきたいと思います。


10月にあった舞台『あっぱれ!コトブキ写真館』、そして来年1月にある『ヒマワリ』。

なにかの偶然か、どちらも家族をテーマにした舞台なんです!

『あっぱれ!コトブキ写真館』では昔ながらの父親の考えを認めることができない反抗期の息子役を演じました。怒鳴って、怒り散らかして、素直になれない自分と葛藤するシーンがすごく印象に残ってます。ただ、この役を演じる上で苦労したことがありました。

それは僕が物心つく前に父とは別居して母子家庭で育ったからです。最近では片親家庭はありがちですが、当時の僕からは父親の存在なんてとても不明確で不必要だと思ってました。

役者という仕事を通して父の存在意義を感じれたのはとても不思議でした。

役ですが父と本気でぶつかり合って、喧嘩して拗ねて、仲直りするなんてなんだか面白かったです。


そして、来年1月の『ヒマワリ』この作品も家族がテーマでして現在絶賛稽古中なんですが、なんとも言えないあったかさがある作品になってます。

亭主関白で不器用な父と息子、三姉妹。

それを裏で支える母。今の時代、女性も働きやすくなった社会で女性が家の中にいるなんて時代にそぐわないかもしれない。それでも父が嫌われ役を買って、母が支えていく家庭は理解しがたいかもしれませんが、すごくあったかい家庭な気がしました。

僕の父も会う時はいつも酒に酔った状態でベロンベロン。時間は遅刻するわ、常にベタベタしてくるわで正直好きじゃなかったです。

それでも怒られた事なんて、ましてや手をあげられた事もなかったです。

今思うと、ただ不器用だっただけなのかもしれません。喧嘩して以来、絶縁状態ですけど

自分がもう少し大人なって許せるようになったら会ってあげてもいいかなと思います。



もしこのさき、僕に家庭ができて子供を育てる立場になった時は自分の父を反面教師にかっこいい父として。いやカッコつけれるように大切に愛情を伝えていけたらいいなと思います。


そんな暖かい家庭を持てるといいな。


 

担当者:山下健吾



大阪府出身、2004年5月8日生まれ。

中学在学時に堺で活動するジュニアミュージカル劇団 Little☆Starに1期生として所属し役者を志すようになる。現在では関西で活動するストレートプレイ劇団・ステージタイガーに移籍し、

『 俳優業界に革命を』と目標を掲げ関西中心に役者活動を行う。

<過去出演作品 舞台>

「月と星のクロニクル」星の王子さま役

「銀河鉄道の夜」カムパネルラ役「RUKIO」バレンタイン役

「READY GO!」マエダ役

「鬼姫と月の唄」綱重役

「ブルースターナックル」「without SUN」等

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