和泉せんりでございます。
隔週で投稿させていただいておりますもめんによるブログ更新、本日は私が担当いたします。
近日暖かくなってきて嬉しい限りでございます。
花粉症に重く頭を悩ませる方もいらっしゃるかと存じますが、寒いのが何より嫌いな私にとっては、寒い時期が終わったことが何より有難く感じております。
私は朝シャワーを浴びる派なのですが、冬は朝起きてお風呂場に行くまでが寒すぎて、布団の上から動けない日々を過ごしておりました。
それもようやくおわりそうです。大変救われます。
先々週は山本さんがブログを書き上げてくれました。
7月12日から14日にかけての公演が発表されました花色もめんの第2回公演「Replicant」についてのお話でございました。
次回作についてはチラシが公開されたりラジオで話があったりで、これから更に明らかになっていくと思います。
山本さんが本を書く上でお客様に提供する「エンタメ性」とは何かという記述がありましたが、それ作る役者すげぇ大変やん、あ、私らか…ってなりました。
ぜひ読んでください。
本題に入りましょうか。
皆様は「下手くそ」と言われたこと、言ったことはありますか。
特に私より年上の皆様は一度は経験したことがあるのかもしれませんが、近日パワハラやらなんやらといった言葉が横行しておりますので、あまりきつい言葉を使わないよう意識している方も多いかもしれません。
確かに言われたり聞いたりして耳触りがいい言葉ではないですよね。
私の所感では、演劇をする方々の中でもこの言葉は良くないものとされていて、言わないようにされているように思います。
というか、それは良くない言葉だから使うなと言われたことすらあります。同じ役者を志す人からの言葉だったんですけどね。リスペクトが足りないと、失礼に値する言葉で不快に感じると。
でもこの言葉、気を遣ってまで回避しなければならないほど悪い言葉でしょうか。
相手をただ傷つけることだけが目的の場合それは悪い言葉になってしまいますが、稽古中そのような意図で使われることはありませんよね。
稽古で頂く「下手くそ」は「上手い」と同等、もしくはそれ以上の価値があると思います。だって下手なことを下手って言って貰えず自覚できないのはあまりにも残酷ですよ。
演劇って不思議なんですよ。色んなジャンルがあるし、教える人によってやり方も全然違う。
例えば山本さんは本を読む能力であったり、体をコントロールする能力を演技の上達に使うよう指導しますが、多分他の方に習うと別な方法をご指導なさると思う。
それぞれの場所でやってる事が全然違うんですよね。だから今までやってきたことと違うことをするとなると、どうしてもできない部分、いわゆる「下手な部分」が出てきます。
人によって得意不得意も違う。考え方も違う。自分の「下手」を知るには他人を介して見るしかないと思います。
それを下手だと指摘することを怠ると、明らかに上達がスローになると思いませんか。
そうですよ。いや、そもそもの話ですよ。
私はまだ素人です。自分の演技というものを売り物にできる能力も機会もまだまだ足りません。
私に「下手という言葉を使うな」と宣うた方もまた同じです。
私たちは気を遣ってもらって演技をしている暇は無いんです。自分より上手い人、見た目がいい人、仕事がある人、いくらでもいます。負けてるんですよずっと。でも勝ちにいかなきゃいけない。これは勝負の世界なんですから。
話が少しそれたかもしれません。
私は上手くなりたいので、そのためには自分の現状を正確に把握する必要があります。
そして、役者の現状を言語化するのは、作品を作る指揮を執る役職の人の責任でもあると思います。
だからこそ私は、私と関わる全ての方にに申し上げます。
「下手くそ」をください。
私は真剣に向き合って頂くために爪を研いでいます。どうぞよろしくお願いいたします。
担当者:和泉せんり

和泉せんり △ Senri Izumi
大阪府出身 1999年7月6日生まれ 25歳
アイドルシンガー
幼い頃よりヒップホップを学び、高校時にはミュージカル、演劇、朗読、ラジオドラマなど、幅広い出演経験あり。
また、ラジオドラマ脚本や編集、演劇に使用する美術などを担当することもある。
京都を拠点に活動するアイドルグループのセンターを、グループ結成以来1年半務める。
現在は都市部でのソロ活動や、企画MCもこなす。
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