ブログ記事も3週目に突入しました。
前回は年始だったのにも関わらず、もう春が始まろうとしています。
これが投稿される4月中旬はもう春だろと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本海側はまだまだ寒い日々が続いております。なんせ気温差が激しいもので、昼との気温差が20度くらいあるのです。皆さまの地域はいかがですか?
4月に入りまして、新メンバーの山下健吾が加入しました。
私は健吾さんと呼んでいて、呼び捨てにできないのは年下に慣れていない部分がもろに出ている証拠です。私が同い年感覚の健吾さんが書いた初回のブログはコチラから。
さて、昨年度受けた講義から考えたことを書こうと思ったのですが、それはまたの機会にしようかなと思います。今回は、私がMCを務めている毎週金曜日22時から花色もめんのTwitterで行われているスペース企画、「 #花色企画会議スペース」でよくお話に出ることについて書いてみます。
皆さんは、個性的という言葉についてどういう印象をお持ちでしょうか?
最近は多様性を認め合う社会で、人間それぞれの個性が尊重されるようになったと思います。素晴らしいことです。いろんな人が生きやすくなったのかもしれません。
私は昔から変な人間だと言われてきました。別にそれが嫌とかそんなことではなく、ただそれがなんでなのかずっとわからないまま今までの19年間を生きてきました。人生19年目から、外に出て行くようになった私は「変な人間」から「個性的な人間」や「独特な人間」と言われるようになります。言われる言葉が変わって、なんでそう言われるのか花色もめんの皆さんが教えてくださることで私は少しずつ自分のことを理解するようになりました。
私は、物事に触れる時に色を感じることが多くあります。
私はよく映画を最後まで見ることができません。
それでも私が最後まで見ることができて尚且つ好きなジブリ映画「おもひでぽろぽろ」は、全体的に白いモヤがかかっていてポツリと小さな赤がそこにある感じ。「思い出のマーニー」は、深い群青色の底に薄く黒がかった黄色がある。こういったものたちがすごく綺麗だと感じるから好きです。
逆を言うと、序盤で寝てしまう映画は色を感じることができません。
漫画も、小説も、アニメも、ドラマも、舞台だってそうです。
人間に対してもそうで、花色もめんのメンバーでいうと
せんりさんは白が多めの灰色 、
きのぴーさんは紺色までとはいかない黒と青が混ざった色 、
あっちゃんさんは赤に近い色 、
健吾さんは茶色 、
なな子さんは黒が強い紫、
山本さんは黒、
というふうに感じています。
他にもありますが、今まで考えることを放棄してきて生きてきた代償だと思いつつ生きています。
そして、この感覚が他の人にはあまりない、ということを人生20年目に突入しそうな時に知りました。そして、こういった感覚がある人もいるのだと思います。
映画でほぼ寝る人もいれば、擬音語でよく喋る人もいれば、ジンギスカンキャラメルを美味しいと感じる人もどこかにいる。
こういう価値観や感性の共通感があるから、人間は集団を作ってその中で判断基準が作られていくのだと思います。
つい先日の講義で、「どういった人に好感を持ちますか」という問いがありました。
私は、「私が持っていない視点で物事を考えられる人」や「興味深いという意味で面白い人」というふうに答えを書きました。
私の中での判断基準の中でのそういうところの極限にいる人に、私はよく好感を持ちます。
でもそれは私の中でものすごい「変な人間」であり、「個性的な人間」であり、「独特な人間」です。よく「変な人間」とかなんとか言われる私の中にも「変な人間」がいます。最近は出会えていないけど、またいつか出会えたらいいなあと思っています。まあ、この1年は待ち人は来ないらしいのですが。南無三。
なんか、はい、紹介待ってます。
昔から言われてきて「なんでだろう?」と思うことばかりで、その中で私にとって代表的な言葉について今回は書かせていただきました。
でも、皆さんにもきっとそういう言葉があるんじゃないかな、と思います。
とりあえず私は出会いを待ちつつ、もう遅いかもしれないけど、まずは自分のことを理解して向き合っていこうかなと思います。
担当者:橙延実央
2003年生まれ、宮城県出身。 2011年、東日本大地震被災直後に劇団四季「ユタと不思議な仲間たち」を観劇し感銘を受け、演劇に興味を持つ。 高校時代に演劇を始め、2019年宮城県高校演劇コンクール東部地区にて大会最優秀賞、
中央大会にて優秀賞三席、個人演技賞を受賞。 また、「0から始める演劇プロジェクト」を立ち上げ、演劇経験者や未経験者を集めて作品制作を行う。 現在は、関西を中心に役者として活動中。
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