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なな子のおはなし -はじまり-

  • 執筆者の写真: 松岡なな子
    松岡なな子
  • 2022年7月8日
  • 読了時間: 5分

更新日:2022年8月11日

みなさま、こんにちは、こんばんわ!!

ブログ第2回目は、わたくし、なな子が担当させていただきます~!


前回はせんちゃんが栄えある1回目を飾り、ユニット名「花色もめん」の由来を紹介してくれました!


↓前回の記事↓

https://hanairomomemome.wixsite.com/hanamome/post/%E8%8A%B1%E8%89%B2%E8%A8%98%E9%8C%B2%E7%8F%AD-%E5%87%BA%E6%9D%A5%E5%BF%83



わたしは喋ると口下手でポンコツがバレるので、よく口を開くなと言われるのですが、文章だと饒舌になるタイプです。いちおう文学部を出てたりしてるので文を書くことに抵抗はない(はず)なのですが、、、、やっぱり改めて書くとなると、、むずかしい。でも頑張って書きます、おねえさん頑張ります。


せんちゃんも書いていた通り、まだまだ発展途中のこちらのユニット。

もともと山本氏の主催で朗読劇をやっていたのがはじまり。また濃密で純度の高い空間でお芝居がしたい!!!!との思いから、まさに「出来心」で作ってしまいました。

出来心…。それは前回のせんちゃんが説明してくれた通り、ふと起こした考え、計画的ではないもののこと。でも「衝動に従う」って、私はすごく良いものだと思います。

社会の中で生きていると、なかなか衝動的に動く事が出来なくなってきます。色んなしがらみがまとわりついて、身動きが取れない、変わった事をすると、日常のバランスが崩れてしまう、失敗したらどうしよう、人の目が気になる、平常運転が一番…。そんなものが渦巻いて、なかなか知らない世界に飛び込めない。自分の中のパッションみたいなものに蓋をしてしまっている感覚になるんです。

だから、そんな蓋を外す刺激を作りたい、自分の心に素直に従うことは、悪いことじゃないんだと言うことを広めたい。そういった想いも、この「花色もめん」にはあります。こじつけじゃないですよ?


そして、スターティングメンバーはその「出来心」に従ってくれた素晴らしい面々です。イメージカラーの「花色」に相応しく、爽やかで真っ直ぐ、行動力があり、活動的です。こんなメンバーの特性を活かして、良いものを作りたいなぁと思っています。




そうですねぇ、どんなジャンルのお芝居をやるのか、まだまだこれからやって来るメンバーによって検討していくのですが、私の思い的には、古典作品もどこかで出来たらなぁと思います。



前述の朗読劇でも、古典作品を中心に公演が行われていたのですが、私も昔から古典や伝統といったものにとても惹かれるのです。



私は京都在住で、週末には寺社仏閣巡りや名所を探索をしています。昔そこにいた人たちの生活や考え方の根付いた空気を吸うのが好きなのです。今ではとても理解出来ないものもありますが、ほとんどは現代に通じていて、やっぱりこの人たちあってこその今があるんだなと。


私は外国文学部出身で、本を読むのが好きなのですが、文学作品を読む時にも同じことを思っています。シェイクスピアとかディキンズとか、読んでいてワクワクします。

シャーロット・ブロンテ「ジェイン・エア」、エミリー・ブロンテ「嵐が丘」の姉妹の作品を読んだ時、本能的に「あ、わたし、イギリス行かなきゃ」と感じて、とんとん拍子でイギリスの地までとんで行って、ブロンテ博物館を舐めるように見物した後、小説の舞台となった夏の荒野をひとりで駆け抜けてきたここともあります。

楽しかったな~。急に雨に打たれてびしょ濡れになったり、進んだ先が牛のフンだらけで、手持ちのビニール袋を靴に巻き付けて走ったり、規格外のでかい犬に追いかけられたり…めちゃくちゃになりながら進んだ先に、ブロンテ姉妹の見たヒースの花が咲き乱れる広場に出た時の感動といったら…。思い出してみると、作品の聖地巡りって本当に素敵ですね。そして、わたしもやっぱり、衝動的だな。


舞台の古典作品で好きなのは、「ハムレット」ですね。もうハムレットは王道すぎて、私よりももっともっと詳しい方が山ほどいらっしゃるので、語りはじめると怒られそうなので詳細には語れませんが…

私は舞台作品の中で1番好きです。「古典」であり、王族たちの「悲劇」なので、もしかすると舞台を見られたことない方には難しいイメージがあるかもしれません。でも、大仰で力強いセリフの中に、嫉妬とか、愛情とか、紛れも無い人間らしさがあるんです。ひとり1人のキャラクターに感情移入しない訳にはいかなくなってきます。ラストのカタストロフィが中毒の用に忘れられません。

私は作品のオチ的にハッピーエンドよりもバッドエンドが好きなのかもしれません(笑) その方が、後々まで考えてしまって、二度と忘れなくなるので。だから根暗って言われるんや!



今はコロナ禍(もうすぐ落ち着くと信じていますが)ということもあって、街中のちょっとした思いやりとか、自然の匂いとか、人と人との感情の機微とか…そういったものを忘れそうになります。私はよく忘れています。ついつい自分の明日の事ばかりで精一杯になっちゃう。

口に出したくても、それが何だか分からない、モヤモヤしている事も抱えてます。綺麗な事だけじゃなくて、もちろん心の闇や口にするのもはばかられるような事も。

でも、お芝居や中ではそういったものが誇張されて、脳にガンガン語りかけてきます。

できればそういったものを届けたり、見てくださった方が発散してもらえる作品を作りたいなって思ってます。もしかしたら全然違うものになっているかもしれませんが(笑)ベースにある思いはそこです。


はじめに申し上げた通り、絶賛仲間集め中です。

やぁやぁ我こそは!という人がいらっしゃれば、ぜひとも手を上げてご連絡くださいませ。



そして、こちらを応援していただける心優しい方、このユニットの発展が気になる!という皆様、どうぞ我らの成長を見守りください。


次回はきのぴーです。

 

担当者:松岡なな子

高知県出身、京都府在住。 大学在学中からアナウンス技術、朗読、ナレーションなどを学び、大学卒業まで関西を中心にフリーでMCやイベント司会などを行う。 現在は朗読劇出演や他劇団の客演の他、ラジオアシスタント、朗読CDの出演や、個人で読み聞かせやナレーションの請負いなどを行っている。 主な出演作は、「AOI」(作川村毅/演出山本善之)葵役、「熊野」(作三島由紀夫/演出山本善之)朝子、「フェードル」(演出山本善之)アリシー役、「班女」(山本善之演出)花子など。 朗読CD出演作に、ボイスドラマCD日本民話シリーズ『ずぼらネコと美ネコ』語り手、

『神様のぼやき』女神様役。 FMおとくに「ミドリヤ定食」にて、アシスタントとして不定期出演中。 嗜好品は日本茶。日本茶インストラクターの資格を所持。

 
 
 

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