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執筆者の写真木ノ川ゆづき

”語る”中で自分が見えてくる

 きのぴーです。冬眠をしたくなる季節になりましたね。僕は季節には抗えない身体をしてるので、この時期はいつもあまり動けずにいます。布団に籠もって春を待ちたいところです。


前回のななこさんのブログでも今年もあと1ヶ月!と年の終わりのお知らせがあったり、ななこさんの舞台に対する目の向け方や抱負が書かれていましたね。




今年の僕は人との出会いが多く、「はじめまして」から始まり色んな人との会話が生まれた年でしたが、そんな中で前々から思っていた困ったことの話でもしましょう。



 趣味はなんですか?とか好きな物について語ってとかと言われると、止まってしまう。「俺の趣味…なんだっけ…?」と思い返すところから始めないといけない。


世の中こういう悩みを持っている人は多いと思うが、自分もその内の1人である。好きな物は確かにあるけど、すぐに趣味と言えるものが言葉になって出てこなくて焦る。引き出しにしまったはずの大事な物が見つからない時くらい焦る。


自己紹介が苦手なのだ。忘れっぽいのか、あまり心に残らないのか…こんなことなら好きな物リストをあらかじめ作っておいて、手元に置いておきたいくらいだと何回思ったことか。


みんなはどんな風に趣味や好きな事を自分の中に置いているんだろう、もしかして実際に好きな物リストを作っているのでしょうか…?すぐに忘れてしまう僕からすると、「あなたの趣味は?」にパッと答えれる人や何かに深い愛を持って接している人を見ると、自分には無い物を持っていて素敵だなと感じます。


ーー


 本当にひとつも趣味(好きな物)がないわけではないので、ゆっくりと好きな物をひとまず並べてみて。と言われると思い出してくる。カメラ、家具、服、食事、香り、紙もの、紅茶、パン、お菓子、漫画・アニメ・映画鑑賞、、街を歩く事、食べる事、自分の五感を刺激する何かに出会う事が好きです。


これだけしか書いてないと妙に良い子ちゃんが過ぎる気がするので、酒ギャンブル女も追加しておきましょうか。少しは何かの均衡を保てるはず。



 ”趣味”と”好きな物”って言葉を分けるのに、それを深く知っている必要はないんだよ。と言ってくれる人は多いけれど、僕はどうしてかそう思えない。まあ、たまに僕も「好きな物とどういう時間の過ごし方をしても、好きは変わらないんだから邪魔しないで」って思うことはありますが。


しかし、「それの好きを語ってくれよ」と言われるとどこが好きなんだろう…と、途端に思い出せなくなるのが嫌で。あと1ヶ月、これからの一年。もう少し自分の好きを探求していくのが次の目標かなと思っています。いざ、好きな物リスト化。


今日話してるのはただただ自分がしたいこと。

そうして語る中で自分の好きの共通点や、楽しいと感じてる部分を知っていく。その物の何に好きを感じているのかを知れたら、もっと自信が持てると思うのです。


とりあえずカメラ〜女まで18語りは出来そうですね笑

来年からしたいことも決めれたので今回はこの辺で。

来年は自分を知り、自信の持てる年に。


 

担当者:木ノ川ゆづき

兵庫県出身、1999年8月30日生まれ。

高校から絵や立体物の制作を始め、「感覚」をテーマに目に見えない物や消えていってしまう物に対して作品を作っている。現在は絵、立体物、写真、デザインと多岐にわたり活動を進めている。

そして2022年、役者として活動を始める。目標は自分の絵や写真を使った一人芝居を作ること。

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