そろそろ布団から抜け出したくない季節… 皆様いかがお過ごしでしょうか。せんりです。
ちなみにせんりは夏だろうが冬だろうが、はたまた春だろうが秋だろうが、全体的に布団から出たくはないです。
別に愛しい誰かの匂いや体温が残っているわけではありません。ただ欲求の帰結と云いますか、目まぐるしい日々の中にある安息の地と云いますか、あるいは低血圧と云いますか… あれが与えるものは無償の愛に近いものだと思いますね。これが、せんりが田山花袋より布団が好きだと言われる所以です(?)。なお、田山花袋作の小説のタイトルは「蒲団」です、漢字が少し違います。
さて、どうでもよすぎる冒頭の挨拶はこれくらいにさせて頂きます。
前回のブログでは、我らがドンこと山本さんが、ただいま稽古中の作品「フェードル」について解説を交えながら、更にはご自身の演劇に対する姿勢までもを語ってくれています。ぜひご一読ください。
私達演劇ユニット「花色もめん」はユニット名が決まったのは確か5月頃でした。一緒に稽古したりやり取りする中で、以前よりは距離が近づいたように思います。
なんせ私は人付き合いが苦手なものですから、最初はかなり身構えるし、慣れてきたら慣れてきたで相手に嫌われたくなくてどこまで踏み込んでいいか分からなくてしり込みするタイプなのです。めんどくさいですね。
あと自分が思ってることを伝えるのも苦手です。好きとか、この人のこういうところいいな〜とかを本人に伝えられないタイプです。その代わり全然関わりない友人とかにベラベラ喋る。だって好きな誰かのことは自慢したくなるじゃないですか。
というわけで今回は、私が感じるメンバーの好きなところをちょこちょこ書いていこうと思います。ご精読頂ける皆様はどうぞ私の惚気にお付き合い下さい。
もめんたちの好きなところ①
「顔と声」
先に断っておきます、私は面食いです。
しかし勘違いされては困る、私は決してイケメンや美女が必ずしも好きと言っているわけではないのです。
これは一見矛盾しているようですが、私の中では筋が通っている理論です。
人間には情報収集のための器官が5つ備わっていますよね。視覚嗅覚、聴覚、味覚、触覚のことです。このうち私たちはほとんどの情報を視覚と聴覚で捌いています。そのふたつの器官を快くしてくれる人を好きにならない理由があるでしょうか。(たまにありますがあんまりないですよね) 見て、声を聞いて、いいなって直感的に思える人は、私にとって好きな人になりうる可能性を秘めた人です。
逆にどれだけ人気の俳優さんやタレントさん、歌手さんであっても、苦手やなぁって思う方もいらっしゃいますし、そう思ってしまうとその人の言葉に信憑性が感じられなくなって、芝居も歌も入ってきません。
生まれながらにして持った顔を含む容姿、声などは変えようがありませんが、そこに脚色するのはその人自身です。だからこそ見た目や声は、いちばん顕著にその人のいい所も、はたまた良くないところも現れると思います。
まぁ、そんな難しいことは置いておくとしても、もめんたちがかわいくてかっこいいのは当然なのですがね!!!!声も顔も不器用なとこも全部全部大好きだぜ。
もめんたちの好きなところ②
「会話ができる」
日本語が話せれば会話できるやんとお思いかもしれませんが、日本語が話せても会話はできない方もいらっしゃいます。
それは私か相手が悪いのではなく、多分ただ単に会話が噛み合わないんです。
あと私、1体1でなら普通に喋れても、集団になると途端に喋れなくなることが多いです。別に仲が悪い訳じゃない集団にいても、だいたい1人余ってしまうんですよね…笑 普通に付き合い苦手な人ですね文字に起こしてみれば。
でも不思議と、もめんたちの中にいてその不快感を感じたことがほとんどないのです。どうしてでしょう、単に会話が上手なだけなのか。まぁ、フィーリングがあうのかな。
相手が話しているターンの間に、次の自分のターン何話せばいいのか頭をフル回転させたり、沈黙が怖かったり、ラジオの出演時ならまだしも、普段の会話からぐるぐる考えてしまう私ですが、そんなことしなくても自然と会話が成立するのは感動すら覚えます。
もめんたちの好きなところ③
「考えられる」
これまたどういう事なのかというのはですね…
物事を提示された時、その事についてどこまで考えられるかみたいな、なんかそんな感じです。
子供の頃ほど時間が長く感じ、大人になると1年も5年もあっという間に過ぎてしまいますよね。それって、小さい頃は見るもの全てが珍しくて、体験する時間が長く感じるからなんですって。
なんでこの話をしたかというと…
私は道を歩いてるときずーーっと何かを考えています。目の端にで捉えた情報についても、面白い、珍しいと思うものは共有したいし、どう思ったか聞きたいです。他にも最近あったこととか、ニュースに対する自分の考えとか、活動としてやりたいこととか、聞いた話をそのまま飲み込んで知識として蓄えるだけじゃなく、さらにその先、自分の意見を交えて保管できると、言葉にも説得力が増すし、話を聞くと私自身も知らない世界を知れたりするので暇しないんですよね。
考える習慣ってほんとに大事だと思ってて。もめんたちはみんな色んなこと考えてて楽しいなって思います。
もめんたちの好きなところ④
「変わってる」
せんり、変わってるねってよく言われます。あんまりいい意味で言われてるとは思えませんが。
もめんたちは、そんなせんりから見ても、正直全員変わってます。
一般的にはこうだろとか、普通常識的にこうじゃないかなとかが、時たま通じません。
多分それはせんりがもめんたちに感じているのと同じように、もめんたちも私に感じていることがあるはずです。
私に「変わってるね」って言う方って、自分は変わってないけどあなたはちょっと違うねって釘さしてきてる感じがして怖いんですよね。
でももめんたちは全員変わってるし、どこがどう変わっているのか、得意や苦手、好き嫌いがなぁんとなくわかってきましたので、そばに居やすいです。
なんか今回、読み返してみると硬いなぁって感じなのですが大丈夫でしょうか?
みおちゃんのブログくらいフランクな方がいいのかなと思うのですが、普段よく喋ってキャッキャしている分、文章は真面目に書こうと決めている次第でございます。元々文を書くのが好きなので。
皆様におかれましてはせんりの惚気にお付き合い下さり、頭が上がらぬ思いでございます。ありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
また写真少なかったな(反省)
担当者:和泉せんり
和泉せんり △ Senri Izumi
大阪府出身 1999年7月6日生まれ 23歳
アイドルシンガー
幼い頃よりヒップホップを学び、高校時にはミュージカル、演劇、朗読、ラジオドラマなど、幅広い出演経験あり。
また、ラジオドラマ脚本や編集、演劇に使用する美術などを担当することもある。
京都を拠点に活動するアイドルグループのセンターを、グループ結成以来1年半務める。
現在は都市部でのソロ活動や、企画MCもこなす。
Comments