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執筆者の写真天希明日香

花色旋律ーソステヌートー

本日のブログBGM

  ♪ 1999/にしな♪


ブログを読むときにBGMがあったら素敵だなという思いから始まった『天希明日香のブログひとりミニコーナー』!今回の1曲はこちら!BGMを流しながらブログを読んでいただけると幸いです!天希明日香です!


私事ながらつい先日、誕生日を迎えました。お祝いの言葉を沢山頂き、誠にありがとうございます。生きていて良かったなと、たくさんの人からの愛を感じて気持ちが溢れました。


同じ1999年生まれで、先月がお誕生日だった和泉せんりの前回のブログは、自分を深く見つめ出来ないことを綴っておられました。出来ないことを出来ないという勇気、それが初めの「素直」への一歩であったのかなぁと。


「素直であること」私も大切にしたいなと感じた所存です。

ちなみに木ノ川ゆづきは月末に誕生日ですね。


そんな私たちが産まれた1999年は、世界が滅亡すると言われていた年らしく。滅亡するはずだったあの年から始まった人生は、24年経過しました。育ててくれた親がいて、沢山のことを教えてくれた先生や大人がいて、馬鹿なことをしたり競い合った友達がいて。

たくさんの出会いと別れが24年間の中でありましたが、先日の誕生日は色々な友達が周りにいるのに、大切に育ててくれた父がそばにいない初めての誕生日でした。


今日は少し私のことをお話させて頂こうかなと思います。

SNSなどでは時折発信していたのですが、この間人生で初めて曲を作りました。この曲は父とのお別れがきっかけで作ることが出来た曲で、父から貰った藍色のギターと父への思いが歌になっています。

父から貰ったものは当然ギターだけではありませんでしたし、もっと大切な日々を貰っていました。知らないことの方が多かったのかもしれないと思うほどに、辛いことや愚痴を言わない人で、いつも前を向いている尊敬できる人でした。私もそうでありたいと思うばかりです。



ーソステヌート(sosten. )ー

音を保持して



辛いことや愚痴だけでなく、様々なことをやってきた人なのに、全くと言っていいほど過去を語らない人で、さよならをしてから知る父のしてきた事も多かったです。

父は昔、音楽を結構本気でやっていて曲を作ったりしていたそうです。軽く聞いたことはありましたが、これも父がお別れしてから知ったことで、作った曲を父の友人が残してくれていて聞かせてもらいました。父の音を引き継いで、私は形見の藍色のギターを弾いています。


以前のブログでーア・テンポーという題で書かせていただいたブログ

https://hanairomomemome.wixsite.com/hanamome/post/asukablog2 )があります。実はこのとき父とお別れをしてすぐの時だったんですよ。

あの時ア・テンポ(途中で変化させた演奏速度を、元に戻すこと)した私が見つけた音と詞は、驚く程に私の気持ちが震えるものでした。歌う時は手先が震え、心がギュッと捕まれ、目頭が熱くなります。



大切な人とお別れをしてしまっても時は止まってくれないし、生き続けて進むしかない、がむしゃらにいくぞという気持ちを歌にしました。大切な人とお別れしてしまったのは私だけでは無いですし、絶対に誰しもが経験していて、それでも皆日々を生きていて。

既に聴いて下さった方もいて、皆様にこの曲をお披露目できる日もそう遠くないはずです。お届けすることが出来た日には、大切な人を思い出して、今日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。


きっとこれが私の作曲の起源であり、一生涯忘れることがない始まりです。だいすきだった父との日々の終わりが、私の新たな始まりになりました。この歌と共に父への思いを心の宝箱に大切にしまって、抱きしめ、一生懸命生きていきます。





♪ あのよの続きをしようよ1999


BGM曲のサビ終わりに「1999」を英語で歌っているのですが「泣いてなんていない」って聴こえる気がするんです。

私は父とお別れしてから泣いてなんていません。さよならの覚悟はとうにできていたし、愛を沢山頂いたので。でも泣いてもいいから、生き続けたいです。たくさんの愛する人と会うために!!


私なりの決意表明というか、すごく個人的なことでしたが、大切な感情を共有させて頂きました。読んでくださりありがとうございます。

今回のBGMの他にも、どこか寂しくて最後のようでなにか物語があるような1999年をテーマに書かれた曲って結構あるなと思うのですが、なにかオススメあったら教えて欲しいです!


次回ブログはあの人!新しいお知らせがありますよ!お楽しみに!

 

担当者:天希明日香



大阪府出身、1999年8月19日生まれ。

10歳の時に出演したキッズミュージカルで、舞台演劇の世界に目覚める。 以降チアダンス、ジャズダンス、殺陣、ミュージカルスクールなどを幅広く経験し、様々な舞台に出演。

高校時はミュージカルを中心に出演し、大学時には文学部で心理学を学びながら、関西小劇場で活動を開始する。 自宅の部屋、商店街のトラックの上、プラネタリウム、劇場、映像など様々なところで表現活動を行っており、「心躍ることに素直に、生の体験を大切に」をモットーに活動している。 舞台俳優として出演する傍ら、心理学の学びとダンス経験を活かして、ミュージカルサークルにてダンスの振り付け講師として子どもの教育活動も行っている。

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